ブログ世代を通して今を見ることの大切さ [関連情報]
4月3日は全国各地で入社式が行なわれ、高校や大学をこの春卒業したいわゆる新卒がいよいよ実社会に飛び出すときを迎えた。今年は好景気になりつつあるということから、新卒採用もかなり増加し、ここ数年では最高の高卒・大卒の就職内定率だったという。
もちろん、新卒採用の多くは大手企業であり、会計事務所をはじめ、中小・零細企業で新卒を採用するケースはまだまだ少ない。「即戦力」とはいえない新卒を採用することは、ギリギリの中で経営をする中小企業にとってはギャンブルでもあり、なかなか新卒を採用できないことはやむを得ないともいえる。
しかし、新卒の採用活動をするということは、「人」を採用するというだけでなく、別の大きな意味を持つことがあるのをご存知だろうか。それは、「今」を知ることである。新卒とは、まさに今を生きている人間たちである。1980年代には「新人類」という言葉が流行した。
90年代以降には、「宇宙人」などと新卒社会人を呼ぶようにもなった。これこそが、実は時代の流れそのものである。そしてそれは、お客様を相手にサービスを提供する仕事をする人間たちにとっては、知らなくてはいけない「今」そのものなのだ。
今年の新卒入社の人間たちは「ブログ世代」と呼ばれる。ブログなどで自分の意見・主張を外へ向けて発信する能力=情報発信能力を身に付けている。ブログが多くの人が活用するようになってから、まだ1年足らずだが、すでに今年入社の人間はそれを体験してきている。
そういうスピード感を感じることこそが、「今」のなかで求められるサービス(商品) を考える上で、重要なものであるのは言うまでもない。「今」を知るという意味で新卒を採用することの重要性を理解してもらいたい。もちろん、実際に採用するのは経営上の体力がない企業も多いだろう。それでも、採用面接などはしてみる価値はあるかもしれない。就職活動とはそういう世代の人間と生の情報を交換する貴重な場である。








