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毎年担当者が交替し、しかも毎年新人職員がやって来る [税理士を替えた理由]

2005年05月23日

20050523.jpgK氏は10年前に個人医院を開業した。その際に知人から紹介されたT税理士と5年間という顧問契約を結ぶことになった。初年度は新人職員がやってきて、お互いに勉強しながら会計業務を進めてきた。やってくる職員も仕事に慣れ、無事に1年が過ぎた。しかし、その頃から問題が起こり始めた。

契約2年目に入ると突然に担当者の配置替えが行なわれ、またも新人職員がやってきた。

「せっかく慣れたばかりなのに…」とK氏は残念に思ったが、反面では「しっかり仕事さえしてもらえればよい」という考えもあり、特にことを荒立てるつもりもなかった。

しかし、前年度と同じ仕事の進め方なのに、再びK氏が一つ一つレクチャーしなければならないのは明らかに二度手間であり、ここに小さな不満が芽生えた。

そして翌年、さらに担当替えが行なわれ、新人職員がやってきた。

2年連続である。当然のことだが、仕事は遅々として進まないばかりか、K氏も診療を止めてのレクチャーとなるため、少なからず業務に影響が出始めた。担当者同士の引継ぎが行なわれている様子は全く感じられない。

普段はめったなことで文句を言わないと評判のK氏もさすがにT税理士に物言いを入れたが、帰ってきたのは「来年は大丈夫」という返事だけ。にもかかわらず、その後も毎年のように新人職員が担当することとなり、自分自身が舐められているか、軽く見られていることを確信し、やってくる職員へのレクチャーにK氏はすっかり嫌気がさしていた。

ほかにも財務資料の作成を依頼すると、出来上がるのは早くても数ヵ月後。金融機関との打ち合わせが延期になり、危うく信用問題にまで発展しかねない状況となってしまった。K氏をはじめ医院の職員たちからも笑顔が消え、残りの2年という契約期間がことのほか長く感じられるようになっていた。

現在の税理士は金融機関が紹介してくれたM税理士。ITに詳しく、勉強熱心で常に経営に関する情報を流してくれる。しかも難しい税務内容はわかりやすく解説してくれる。それだけではない。やむを得ず深夜しかスケジュールが空いていないときも、必要とあれば喜んで来所してテキパキと仕事を片付けてくれる。実際、的確なアドバイスが得られるようになり、医院経営も順調に推移し始めた。

K氏に笑顔が戻ったのは、それから間もなくのことだった。現税理士は今では院内の誰からも信頼の置かれる存在になっており、皆が月1回の訪問を心待ちにしているという。

【関与先データ】
 ・業 種…医業
 ・創 業…1993年
 ・資本金…1000万円
 ・年間売上…5000万円
【税理士データ】
●前税理士
 ・顧問料…5万円
 ・決算料…30万円
 ・訪問頻度…毎月
 ・関与年数…5年
 ・こちらから質問しないと情報を教えてくれない
 ・非常に事務的な対応
 ・書類のやり取りがルーズでトラブルメーカー
●現税理士
 ・顧問料…5万円
 ・決算料…25万円
 ・訪問頻度…毎月
 ・関与年数…5年
 ・積極的に情報を投げかけてくれる
 ・てきぱきと迅速な対応
 ・説明が非常にわかりやすい